暗号資産(仮想通貨)投資の始め方

アルトコイン

仮想通貨を購入するには?
昨年後半からビットコイン(BTC)の価格が急騰し、今月に入り、一時的に価格が700万円を超えました。2017年の暗号資産(仮想通貨)バブルと重ねて見られる状況が続いています。
仮想通貨に関するテレビCMの放映も始まり、新聞社やネットメディアのニュースでもビットコインが広く取り上げられ、仮想通貨投資に対する興味関心を抱く人も増えていると思います。
そこで、本記事では仮想通貨を今から購入したいけれど、「どうしたらよいかわからない方」に向けて、どのようにしたら仮想通貨を購入することができるのかを解説していきます。

仮想通貨はどこで購入できるか

仮想通貨の購入方法として、初心者の方に最も一般的でおすすめなのが、仮想通貨取引所の利用です。日本の金融庁より仮想通貨事業者ライセンスの登録を行う事業者は、20社以上あり、そのほとんどが一般の投資家向けにビットコイン等の仮想通貨取引サービスを提供しています。
自分自身で仮想通貨の管理を行うことに不安を覚える方にも適した購入方法で、仮想通貨購入後は取引所があなたの代わりに仮想通貨の管理・保管を行ってくれるメリットもあります。
このように、便利なサービスを提供している仮想通貨取引所ですが、20社以上ある取引所はそれぞれサービスが異なり、購入時の手数料も異なるため、それぞれの特徴を踏まえて自分に合った取引所を選ぶ必要があります。

取引所選びの基準

取引所選びの基準では、初めて仮想通貨を購入する際、利用する仮想通貨取引所の選び方について、判断材料で見たい3つのポイントをご紹介します。


1. 取り扱い銘柄数
取引所選びで考慮すべき点の一つが取り扱い銘柄です。取引所によって、取り扱っている銘柄の種類や銘柄数には、かなりのばらつきがあります。
自分が購入を希望している銘柄を取り扱っているかは事前にチェックしておきましょう。また、取り扱い銘柄が多いほど投資における選択肢が広がり、有利になるということも考慮しておく必要があります。


2. セキュリティ対策
また、仮想通貨取引所を選ぶ上で、セキュリティ対策も考慮すべき重要なポイントです。日本でも過去にいくつかの取引所がハッキング被害に遭い、保管されている仮想通貨が流出する騒動が起こっています。
日本の仮想通貨事業者ライセンスの登録を受けた仮想通貨取引所のハッキング事件では、全ての被害に対して保証措置が取られていますが、事前に利用する取引所がどのような対策を組んでいるかを把握することはとても重要です。
せっかく取引所で仮想通貨を購入しても、セキュリティが杜撰なために流出・盗難の被害に遭ってしまったら、大事な財産が失われてしまわないか、不安になります。
投資を行う上で、取引所がどのようなセキュリティ対策を行っているのかを知っておく必要があるでしょう。


3. 信頼できる企業か
取引所選定を行う上で、初心者でも判断しやすいのが、取引所を運営している企業母体です。
ベンチャー企業から上場企業まで様々な企業が取引所の運営を行っていますが、大手企業や上場企業の傘下にあるなど、ご自身で把握している企業の取引所から利用してみるのも選ぶ時のポイントになるでしょう。
企業の選定基準は、資金力などにも関連する重要な指標で、取引所の破綻リスクなど、サードパーティリスク(当事者ではない第三者によるリスク)を判断する基準にもなります。

販売所と取引所の違い

仮想通貨取引所では、1つのサービス内で販売所と取引所という2種類の売買方法が提供されています。
仮想通貨の売買を行う前に、この2つについて理解しておかないと知らずのうちに損をすることになるかもしれません。

・販売所
販売所は、投資家が仮想通貨取引所を相手に仮想通貨を売買するサービスです。
自分が売買したいタイミングで即座に取引ができるので、取引チャンスを逃すリスクが低いというメリットがあります。また、売買したい金額を指定してボタンを押すだけなのでUIやUXも単純で、初心者にもわかりやすいです。
しかし、販売所は、購入価格と売却価格の差(スプレッド)が大きいです。そのため、取引所と比べて購入価格が高く、売却価格は低くなる傾向があります。

・取引所
取引所は、売買を希望する投資家同士が仮想通貨を取引します。運営会社は取引当事者を仲介する「板」と呼ばれる取引画面を提供します。
この方式は、自分で指定した価格で購入する指値注文や、価格を指定しないで成行注文などの方法で仮想通貨の売買ができます。また販売所と比較して、取引所に対して支払う手数料を大幅に削減できるメリットがあります。
しかし、取引所方式では、反対注文(自分が「買い」ポジションの場合に、反対のポジションとなる「売り」のこと)を出す投資家がいなければ注文は約定されません。そのため必ずしも自分が売買したいタイミングで取引が成立するとは限らないというデメリットがあります。

現物取引とレバレッジ取引

・現物取引
現物取引とは、仮想通貨を実際に購入・売却する取引です。
売却を行う場合は、すでに仮想通貨を保有していることが前提になります。そのため、現物取引は先に仮想通貨の購入取引から入ることが必要です。
一般的には、円やドルなどの法定通貨を支払うことで購入取引を行います。現物取引は、手元にある資金以上の仮想通貨を購入できないことが特徴です。

・レバレッジ取引(CFD取引)
レバレッジ取引とは、証拠金を口座に預け入れ、それを担保にして証拠金の何倍もの金額を取引できる取引方法です。
また、レバレッジ取引の場合、将来値下がりすることを期待しまず仮想通貨を売却し、値下がりした時点で買い戻すことも可能であるため、価格が下落した際にも収益を得られる可能性があります。こういった点も現物取引とは異なっています。
システムをきちんと理解してからでないと大きな損失を被る可能性があるため、初心者の方は最初は現物取引から始めたほうが無難です。

どれくらいの資金が必要?

冒頭で述べた通り、ビットコインの価格は高騰しており、現在1BTCあたり約600万円を推移しています。

これを聞いて、最低でも600万円ないと購入できないのでは?と思われる方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。各取引所で最低売買単位が定められており、ほとんどの取引所が0.01BTC(約50,000円)か0.001BTC(約5,000円)です。コインチェックに至っては500円となっており、かなり小額から取引が可能です。

これはビットコインに限らずアルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨)にも同じことが言えます。

最後に:リスクを理解した上で余裕資金を使った投資を

仮想通貨投資に限らず、あらゆる投資にはリスクが付き物である。それゆえ、自身が許容できるリスクを見極めながら、適切なリターンを見極める姿勢が求められる。これから仮想通貨投資を始める場合は、十分な情報収集を行った上で、リスクを最小限に抑える投資を心掛けるべきである。

弊社ではそんな仮想通貨初心者の方に向けた、投資サポートサービスを行っております。
ご興味のある方は是非一度お問い合わせください。

タイトルとURLをコピーしました