BingにAI搭載
IT大手マイクロソフトは7日、検索エンジン「Bing」に米OpenAIの人工知能(AI)技術を搭載したことを発表した。AI駆動のチャットを通して、ユーザーが対話形式でインターネット検索を行えるようになっている。
BingにAI搭載
IT大手マイクロソフトは7日、検索エンジン「Bing」に米OpenAIの人工知能(AI)技術を搭載したことを発表した。AI駆動のチャットを通して、ユーザーが対話形式でインターネット検索を行えるようになっている。
なおチャット機能は現時点では利用者数が制限されており、「順番待ちリスト」に登録することで随時利用可能になる。
マイクロソフトは先月、OpenAIとのパートナーシップ拡大を発表。同社のサティア・ナデラCEOは「ChatGPT」などのAI(人工知能)ツールを自社の全製品に組み込む計画を明かしていた。
ChatGPTよりも強力
マイクロソフトによると、新しいBingは、ChatGPTよりも強力で検索専用にカスタマイズされた新しい次世代OpenAIの大規模言語モデルで動作。「さらに速く、より正確で、より有能」になっている。
ChatGPTとは、ユーザーの質問に対し、人間との会話感覚で回答を得られるように設計された対話型のAI言語モデル。コンテンツ制作、レポートの作成、ソフトウェアコードの設計など用途は多岐に渡る。月間アクティブユーザーは1月に1億人を突破し、昨年11月末以来過去最速のペースで成長している。
AI分野の動向は現在、暗号資産(仮想通貨)の投資家からも注目度が高い。AI関連のトークンに思惑買いが集まる傾向も現れている。データサイトCoinGeckoによると、AIカテゴリーの仮想通貨は軒並み上昇している状況だ。